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フードビジネス起業家支援委員会 まち歩き報告
まちづくりにおけるレストラン事情 神楽坂編【2】
毎日新しいレストランやカフェや和食店がオープンし活気のある神楽坂。今回は地域に密着したフランス料理店を紹介。神楽坂三丁目 軽子坂を上がった先にあるサン・ファソンがそのお店。カップルや女性客や日仏学苑の先生と顧客も様々
  
オーナーシェフは1979年に料理の修行のためにフランスに渡り青山のレストランで料理長を務め、1993年7月14日のパリ祭に神楽坂に自分のお店を神楽坂にオーブン。パーティーにも対応できる26席の客席数、キッチン5人ホール2人の体制の店内は接客も丁寧でフランス語の掛け声も心地よくワインや料理を楽しめるが、満席で予約が必要。ホール担当も調理を学びワインにも詳しくやる気と真面目さが理解できる。  

  メニューはランチが3種類 1,890〜3,990円、ディナーも3種類3,990〜6,300円、各種のアラカルトと豊富なワインとデザート。食材はカモがフランス、羊はニュージーランド、牛肉はオーストリア、うさぎは山形、魚介類は築地、特殊な野菜はフランス、日常野菜は国内産とバラエティに富み厳選している。
  ご馳走になったオードブル盛り合わせ アスパラのムースがお奨めで美味しかった。神楽坂の他のフランス料理店とうまく共存共栄できるよう独自のメニュー開発を心がけているそうだ。

    外観は白い塗り壁にマゼンダのテント、木製のドァにシンメトリーな窓と可愛くシンプルなイメージ。内装は全体的にロマンチックでエレガント。アイボリーの天井と塗り壁廻り縁も洋風に、テントと同じマゼンダの椅子の布張りと白いテーブルクロス、ナチュラル素材である木製の椅子とアンティークの家具は心落ち着く。照明はダウンライトで照度調整しブラケットがアクセント。ディスプレイのお皿や写真や絵の額は家庭的でなごやかで心地よい雰囲気。

  数軒先にオーナーシェフの奥様がやっているブラッセリーのサンマルタンがある。ひとつひとつのメニューは安いがいろいろ注文してしまうとサン・ファソンと変わらない価格。
外観は青で内装は木製の茶系、サン・ファソンのロマンチックなマゼンタとサンマルタンのクールな青が好対照で面白い。神楽坂という場にふたつのレストラン、広く拡大するのではなく地域に密着し自己を表現しながら穏やかに経営する姿勢には共感できる。  

窓辺のディスプレイも華やかな食器販売店、チーズのフロマ―ジュ、イタリア料理のカルミネ、レストラント・ソリッソ、ピッザ・カルミネ、カルミネ・エドキャノ、クラ・カルミネと5店舗展開しレストランが賑わう環境が整いつつある神楽坂。まちづくりのひとつの例として学ぶ点は多い。どこのまちにもイタリア料理フランス料理のレストランがかならずあり、気軽なランチ気軽なディナー、ちょっとしたパーティーにも利用できる。
  ラーメン・蕎麦や・寿司や・焼き鳥やばかりでなく、時には優雅にまちのフランス料理・イタリア料理のレストランを見直すと良いかもしれない。





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